原本 なぜ必要?
民事訴訟法の定めでは、証拠として提出する書類は原本でなければなりません。 証拠は取り調べのために、裁判所から「原本」の提出を命じられます。 写しなどでは信頼性に欠けること、原本はオリジナルで元々の文書となることから、原本の提出が必須となります。
請求書は紙じゃないとダメですか?
まず結論から述べると、請求書の原本郵送は不要です。 この根拠については後述しますが、送付側・受領側双方が合意していれば紙を送付しなくても法律上問題はありません。
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請求書の原本の保存方法は?
手渡しや郵送など紙で受け取った請求書については、原則相手から受け取った原本を保存・保管することが定められています。 会計処理が終わった後、タグ付けやファイリングなどの作業を行い、書類庫に保管してください。 また、紙の請求書をスキャンし、電子データとして保存する方法もあります。
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原本保存義務とは?
請求書原本の保管義務
請求書は証憑書類であることから、取引の証明書類となるため、定められた適切な方法で、なおかつ保存期間中は破棄することなく保管する必要があります。 請求書の詳細な保管方法に関しては後述しますが、原則的には受け取った原本(紙媒体)で保管する必要があります。
請求書の原本はいらないですか?
請求書の保存は原本でないといけないのか
請求書の保存については、税制上原本の保存が原則とされています。 これは、コピーや写しを利用することによる請求書の偽造などを防止する目的があるようです。 ですから、請求書を保存するときは原本を保管・保存するようにしましょう。
請求書の原本は義務ですか?
請求書に原本が必要な理由
請求書や納品書など帳票書類と呼ばれる書類は、法律上、一定の期間保管が義務づけられています。 請求書などの帳票書類は、改ざんされないよう原本を保存する必要があります。 法人の場合、保管期間はその年の確定申告期限の翌日から原則7年(欠損金の繰越控除制度を適用する場合は10年)と定められています。
領収書はなんでもいいのか?
金銭を受けとったことを証明する役割があるので、それを満たすために記載しなければいけない要項がいくつかありますが、領収書の用紙やデザインに関しては原則自由です。 便箋や市販されている領収書でもかまいませんし、オリジナルのものでも、その役割を満たしていれば法律上の効力に係わるものではありません。
電子帳簿保存法 紙の領収書 どうする?
紙の領収書を受け取った場合と送った場合
スキャナやスマホでの撮影によってデータ化された領収書を保存することで、原本となる紙の領収書の破棄も可能です。 ただし、原本が紙の領収書を送った場合には、紙の控えを保存します。
請求書の原本の保存期間は?
請求書の保管期間も7年で、これは法人税法による規定です。 なお、7年というのは発行から数えて7年ではなく、該当の事業年度の確定申告提出期限(事業年度終了の翌日から原則2か月)の翌日から7年間です。 法人の場合、個人事業主とは異なり、自由に事業年度を定めることができます。
領収書は原本でないとダメですか?
原則として、領収書などの帳簿書類は原本で保管することが義務付けられています。 しかし、電子帳簿保存法に則って電子保存を行えば電子化されたものも認められます。 スマホ撮影により写真保存した領収書の画像も、電子帳簿保存法のスキャナ保存の要件を満たしていれば経費精算の対象になるということです。
原本データとは何ですか?
電子契約では、「電子署名」によって本人が契約書にサインしたことが確認でき、「タイムスタンプ」によって契約書が改ざんされていないことが証明できる電子データを原本としています。 書面契約の場合、紙の契約書に記名押印をおこなうことで、原本とそれ以外を区別し、不正に改変されていないかどうかを確認できます。
請求書 電子化 義務化 いつから?
猶予期間に行うべきことを解説 2022年1月から改正電子帳簿保存法の施行に伴って、電子取引によってやり取りした書類は電磁的記録(電子データ)による保存が義務付けられました。
原本証明とは何ですか?
原本証明とは、申請等に当たって、議事録や契約書などの原本を提出することができない 書類の写しを提出する場合に、その写しが原本と相違ないことを申請者名義で証明してい ただくものです。
領収書はレシートではダメですか?
税法上において領収書は「金銭または有価証券の受理を証明するために作られた受取書」とされています。 そのため、支払い先や領収書が発行された日付、支払った金額や明細が記載されていれば、領収書だけでなく、レシートも有効になります。
領収書 なぜ欲しがる?
金額が書いていない、空の領収書を欲しがる理由
その理由は、金額を後から自由に書き込んで、好きな金額を必要経費として計上しているからだと考えられます。 これは悪質性も高いと言えます。 実際には5千円しか支払っていないのに、そこに1万円とか2万円と書き込むことで、脱税して得をしようと考えているということです。
請求書 紙 廃止 いつから?
請求書電子化の義務化はいつから? 請求書電子化の義務化は2024年1月からとなっています。 2023年12月31日までは猶予期間が設けられており、猶予期間が過ぎた後は、電子取引においては電子保存のみが申告書類として認められ、紙のものは認められません。
領収書 原本 どっち?
顧客にはどちらを渡せばよいか
発行した領収書には「正本」と「控え」が存在していますが、商品やサービスの代金を支払った顧客には正本を渡しましょう。
請求書の捨て方は?
保存期間を過ぎた請求書は処分してよいことになります。 とは言え、顧客やあなたの情報や口座情報が書かれた大事な書類なので、そのままゴミ箱にポイ、はNG。 請求書のような重要書類を廃棄する場合は、必ずシュレッダーにかけ、ごみとして出します。
原本とコピーの違いは何ですか?
添付書類の「原本」と「コピー」の違い
「原本」とは、最初に作成された一通の書類、言い換えれば「オリジナル」の書類です。 一方で「コピー」は原本を写したものであり、原本が必要な書類でコピーを提出するとトラブルの原因になります。 なお、よく「住民票の写し」の提出を求められる機会があるでしょう。
原本証明の書き方は?
原本証明の文言は最後の余白や書類の裏面に「原本と相違ないことを証明する」と記載しておきましょう。 前述しましたが、文言は同じ内容であればどのような文言でも問題ありません。 原本証明の文言を記入したら、原本証明をした日付を記載してください。 下に会社名と代表者名を記載します。