お骨はいつまで家に置いといていいの?
そのため、法律的にもお骨を「埋葬」するまでは、どこに置いておいても、いつまででも問題はないのです。
自分の土地に墓は作れるか?
自分の所有地にお墓を建てることは、法律で禁止されています。 「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」の第4条に、「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない」とあります。
遺骨を家に置く場所はどこですか?
多湿な場所は避ける 湿気が多い場所はカビが発生しやすくなるため、直射日光を避け風通しがよく、なるべく寒暖差のない場所に置きましょう。 キッチンやお風呂場などは湿気が多いためふさわしくありません。 また、気温の変化で結露が発生する場所もカビの元になるため、避けましょう。
お墓 どこに建ててもいい?
現在、亡くなった方を埋葬するための「お墓」は都道府県知事の許可を得た『墓地』にしか建てることが出来ません。 これは1948年に施工された“墓地・埋葬等に関する法律(墓埋法)”によって骨の埋葬は墓地以外の場所に行ってはならないと定められているからです。
火葬しないとどうなる?
葬儀を行わないと、故人に別れを告げる時間が大幅に減るということになります。 故人の生前の言葉や遺言書の内容を尊重して決めた直葬でも、火葬でお別れするまでの段階が少なく、遺族が気持ちを整理する前にすべてを終えてしまう可能性もあります。
お墓に入っている遺骨最後はどうなる?
遺骨は故人の骨のことですが、遺灰とは遺骨を灰状にしたものです。 亡くなられた方を火葬すれば、自然に灰になりますが、一部は骨のまま残ることもあります。 そのような場合は、粉骨(遺骨を粉状に砕くこと)して遺灰にすることもできます。 遺骨が粉状になっていますので、埋葬するスペースが小さくて済む利点があります。
墓じまいの費用はどのくらいかかりますか?
お墓じまい費用の総額は、平均するとおよそ30万円~300万円程度です。 墓石を撤去するだけであれば20万円程度で可能ですが、取り出したご遺骨を放置や廃棄することは法律によって禁止されています。 よって、行政手続きを行い、新たな納骨先にご遺骨を納めるまでを含めてお墓じまいの費用と言えるでしょう。
散骨は違法ですか?
散骨を禁止する法律はありませんが、遺族の方にとって弔いの行為であっても「遺骨を撒く」ということを快く思わない方もいらっしゃいます。 自然環境や近隣に住む人に配慮して、マナーを守り海洋散骨を行わなければなりません。
火葬場に行ってはいけない人は?
現代では火葬場に行ってはいけない人はいません。 そのため、故人の親族にあたらない人や妊娠している人が火葬場へ行っても問題ないため安心してください。 もし故人の親族ではないものの火葬に同行したい場合には、同行できるかどうかを喪主に事前に確認しましょう。
みなし墓地 いつから?
このように、昭和23年の墓埋法施行より以前から使われており、かつ当時の厚生省の許可を得ていた(自治体で認められていた)墓地を、「埋葬法で許可されているとみなす墓地」ということで「みなし墓地」と呼んでいます。
土葬がダメな理由は?
自宅の庭でも「土葬」は法律違反になる
知らずに埋葬してしまうと、死体遺棄罪に問われる恐れがあるので注意が必要です。 また、焼骨後のお骨を自宅の庭に埋葬するのも同様の理由で禁止されています。
一番お金のかからない葬儀は何ですか?
一番、お金がかからない葬儀なら直葬→送骨の流れ
司式者がいない場合にはお布施もありません。 一般的なお葬式の費用の平均が120万円程度であるのに対して、直葬は最低限で20万円ほどと言われています。 年金や健保などから補填がありますので、実際に支払う費用はもう少し抑えられる可能性が高いです。
墓じまいの坊さん費用はいくらですか?
墓じまいのお布施の相場は、通常の法要でお渡しするお布施の1~3回分といわれています。 3万円~15万円程度が相場とされていますが、これだけ幅があるのは、これまでのお寺とのお付き合いの長さによって、包むべき金額に差が出るからです。 また、お布施とは別に、御車代、御膳料などもお渡しする場合があります。
墓じまい した後の遺骨はどうするの?
墓じまい後は、遺骨を取り出し、どこかへ移動させなければいけません。 しかし、その移動先や移動方法を詳しく知る方は多くないでしょう。 遺骨の移動先としては、永代供養墓や散骨等が挙げられます。 遺骨の移動方法は、車や公共交通機関などの個人で移動させる方法や、NPO法人の納骨サービスなど幅広い方法があります。
散骨がダメな理由は?
お墓や納骨堂であれば、遺骨などで故人の生きた証が確認できるため、故人に対して思いをはせることが可能です。 しかし、散骨を行うと散骨証明書はもらえますが遺骨が残っていないため、手元供養ができなくなります。 また、遺骨がないために、後に寂しい思いをする可能性もあるでしょう。
樹木葬と散骨の違いは何ですか?
散骨と樹木葬はどちらも自然の中で故人を弔う「自然葬」ですが、一番の違いはお墓(墓標)の有無です。 お墓を用いず自然の中に遺骨を撒くのが散骨、自然の中のお墓に埋葬(埋める)するのが樹木葬となります。
妊婦は火葬場に行ってはいけないのはなぜですか?
昔から、妊婦はご葬儀や火葬場、お墓に行ってはいけないとされていました。 理由としては、「妊婦が火葬場に行くと、生まれてくる赤ん坊にあざができるから」というのが有名です。
無許可墓地とは何ですか?
無許可墓地とは 現行の法律で定められた条件に適しておらず、みなし墓地の許可もされていない墓地のことを無許可墓地といいます。 無許可墓地は違法になるため、利用してはいけません。 無許可墓地をそのまま利用すると、半年以下の懲役刑もしくは5,000円以下の罰金に処される可能性があります。
無縁仏と永代供養の違いは何ですか?
無縁仏と永代供養との違いはなんですか? 無縁仏は供養をしてくれる縁者がいなくなった仏のことです。 永代供養は施設を管理する寺院が故人の供養を代理で行ってくれます。
土葬が禁止されたのはいつですか?
そして戦後となる1948年に、先述した「墓地、埋葬等に関する法律」が制定されました。 この法律では火葬は義務化されていませんが、自治体は環境衛生などの理由から条例で土葬を制限。 結果、実際には現代の日本の火葬率は100%近くと、ほぼ全員が火葬を選択しています。