金堂と本堂の違いは何ですか?
「金堂」が飛鳥時代から平安時代前半にかけての古代創建の寺院で多く使われているのに対し、「本堂」は宗派にかかわらず、古代以降も含め広く使用される。 ただし、奈良時代創建の寺院でも、新薬師寺、西大寺のように現在は「本堂」という名称を使用している寺院もある。
寺の本堂とは何ですか?
本堂(金堂) 寺の本尊を安置し礼拝する、寺の中でも特に重要な建物である本堂。 仏のことを「金人(きんじん)」と言うことから「金堂」と呼ばれ、また禅宗では「仏殿」、浄土真宗では「阿弥陀堂」と呼ばれています。 現存する日本最古の本堂は法隆寺の金堂。
寺の境内にあるものは何ですか?
七堂伽藍とは?
仏塔 | 仏舎利(釈迦の遺骨)を納める塔 |
---|---|
本堂(金堂) | お寺の中心となる殿堂で、本尊が安置される建物。 |
講堂 | 経典を教義したり、説法したりする建物 |
僧房 | 僧侶が寝起きし生活するお寺の中の宿所 |
経蔵 | 経典を納めておく蔵 |
「本堂」の使い方は?
「本堂」の例文・使い方・用例・文例
本堂には金色の仏像があります。 その中心となる線は寺の本堂を通っている。
金堂 なぜ金?
こん‐どう ‥ダウ【金堂】
① (堂内に金色の仏像を安置し、また、その装飾も金色に光り輝いていたために名づけられたもの。 一説に、仏を金人というため、本尊仏を安置した堂をこう名づけたともいう) 伽藍の中心で、一寺の本尊を安置した堂。
寺院のこうどう?
仏教寺院の建物の一。 僧侶が経典の講義や説教をする堂(建物)のこと。 通常 金堂の後ろに建てられる。 尚、禅宗寺院では主に「法堂」が用いられ、その他の宗派では講堂と呼ばれることが多い。
伽藍とは何ですか?
伽藍(がらん)とは、本来は梵語の「サンガラーマ」が由来の僧侶が集まり修行をする場を指す言葉です。 その意味が転じて、僧侶のあつまる寺院敷地内にある堂宇(どうう・【=建物】)群を、伽藍と称するようになりました。 その建物群の主要な建物を「七堂伽藍(しちどうがらん)」と呼びます。
祠と神社の違いは何ですか?
神社と異なり鳥居はないか、あっても非常に小規模なものに過ぎない。 社殿は木製の他、石造の場合もある(それぞれ木祠(もくし)、石祠(せきし)と呼ぶ場合もある)。 多くは切妻屋根を備え、厨子に見られるような観音開きの戸を開けると内部に仏像、神像、あるいはご神体としての石・御幣などが収められている場合がある。
境内地と境外地の違いは何ですか?
境内(けいだい)とは、神社・寺院・教会などの宗教施設が占有している土地のこと。 境内地。 境内の定義は様々で、例えば、全ての占有地を境内と呼ぶとは限らず、神域として他から区別している敷地のみを境内と呼ぶこともある。 飛地境内のことを境外(けいがい)と呼ぶこともある。
「本堂」の言い換えは?
寺院で本尊仏を安置する建物。 浄土宗では御影堂(みえいどう)、真宗では阿弥陀堂(あみだどう)、真言(しんごん)宗では金堂(こんどう)、天台宗では中堂(ちゅうどう)などともよばれる。
法隆寺 燃えたのいつ?
昭和24(1949)年1月26日、奈良県斑鳩町の法隆寺金堂から出火し、国宝の十二面壁画の大半が焼損しました。
お坊さんが生活するところはどこですか?
寺院の僧侶の居住する場所、また寺内の時食を調える、つまり台所も兼ねる場合がある。 なお現代では、その多くは僧侶の居住する場所をいうことが多い。 庫裏は大規模寺院では独立した建物であるが、一般寺院では寺の事務を扱う寺務所と兼用となっていることが多い。 一般の民家とよく似た建物も多い。
大きな寺院の建物を何と言いますか?
寺の境内にある建物は、伽藍、正式には僧伽藍(そうがらん)と呼ばれます。 さらに、金堂や塔、回廊、門などの必要な建物をすべて揃えた寺は、七堂伽藍(しちどうがらん)と呼ばれ、現在は総本山クラスの大きな寺院の代名詞になっています。
祠 って何のためにあるの?
個人の住宅用地に建てられている祠は、家や土地を守る「屋敷神(やしきがみ)」を祀ったもので、古来より全国各地で人々から大切に扱われてきました。 屋敷神の起源には諸説あり、その家の祖先の魂が神格化(祖先神)したとする説や、五穀豊穣を願う農耕神がもとになっているという説もあります。
神を祀った小さなやしろ のことを何と言いますか?
小さな社(やしろ)は「摂社(せっしゃ)」「末社(まっしゃ)」と呼ばれます。 摂社はその神社やご祭神とつながりのある神様を祀っているもの。
境内地は非課税ですか?
宗教法人法第3条に規定する「境内建物」「境内地」であり、専ら自己の宗教の用に供されると認められる場合には、登録免許税が非課税となります。
「境内地」とはどういう意味ですか?
本殿、拝殿、本堂など、宗教の教義をひろめ、儀式行事を行い、信者を教化育成するといった宗教の目的のために使われる建物や、工作物の建つ一画の土地、参道として用いられる土地をいいます。
神社にお参りすることを何という?
参拝とは、お寺や神社を訪れ、仏様や神様を拝むことです。
寺の建物のことを何と言いますか?
寺の境内にある建物は、伽藍、正式には僧伽藍(そうがらん)と呼ばれます。 さらに、金堂や塔、回廊、門などの必要な建物をすべて揃えた寺は、七堂伽藍(しちどうがらん)と呼ばれ、現在は総本山クラスの大きな寺院の代名詞になっています。
法隆寺 なぜ消失?
飛鳥時代の建築様式を今に伝える法隆寺は、聖徳太子ゆかりの寺院です。 聖徳太子が父・用明天皇のために創建したとされるのは607年(推古15年)ですが、この法隆寺は670年(天智9年)に落雷がもとで起きた火災で焼失し、689年に再建されたとの説があります。