VRRPとSTPの違いは何ですか?
STPはレイヤー2レベルで使用されるプロトコルです。 冗長経路を確保する際に、ループになる経路を遮断してループの発生を防ぎます。 VRRPは複数のルーターに同じ1つの仮想IPアドレスを登録し、端末側からはあたかも1台のルーターのように見えるようにするプロトコルです。
VRRPとHSRPの違いは何ですか?
同一メーカールーター同士の運用に限定している「HSRP」に対して、「VRRP」は、違うメーカールーター混在の運用も可能という点が大きな違いです。 「HSRP」とは、ネットワークで複数のルーターをまとめて一体的に運用するための情報を伝送するプロトコルです。
キャッシュ
VRRPの特徴は?
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)とは、ネットワーク上で複数のルーターを一体的に運用することで機器を冗長化するプロトコルです。 複数のルーターを束ねることで、1台の仮想的なルーターに見せることが可能となります。
VRRP機能とは?
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、経路の冗長化を目的とする機能です。 TCP/IPのネットワークでは、目的の宛先にデータが到達するまでに、いくつものルータを中継します。
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ルートブリッジとは何ですか?
ルートブリッジとは、ネットワーク上の循環経路の伝送抑止を行うSTP(Spanning Tree Protocol)で、スイッチ間で形成する木構造の根(root)となるスイッチ。 スイッチ間の互選で選出される。
VRRPのグループ数はいくつですか?
設定可能なVRRPのグループ数は、VRRPv2とVRRPv3の合計で最大256グループです。
VRRPのポート番号はいくつですか?
HSRP / VRRP / GLBP
比較項目 | HSRP | VRRP |
---|---|---|
preemptの デフォルト | 無効 | 有効 |
動作するプロトコル | UDP上で動作 IP/UDPでカプセル化 | IP上で動作 IPでカプセル化 |
メッセージ送信で 使用するポート番号 | UDPポート番号:1985 | IPプロトコル番号:112 |
VRRPの上限はいくつですか?
設定可能なVRRPのグループ数は、VRRPv2とVRRPv3の合計で最大256グループです。
デフォルトゲートウェイとは何ですか?
デフォルトゲートウェイとは、家庭や社内でのLANからインターネットなどの外部ネットワークに接続する際に、通信の出入口の役割を果たす仕組みのことです。 この役割は、機能としてルーターなどに備わっており、デフォルトゲートウェイという名前の機器が存在するわけではありません。
ルートポートと代表ポートの違いは何ですか?
ルートポートは、ルートブリッジ以外のスイッチからルートブリッジまでの最短経路のポートです。 ルートブリッジにはルートポートはありません。 ルートブリッジ以外のスイッチで1つのルートポートが決まります。 代表ポートは、スイッチ間のリンクのうちルートブリッジまでの最短経路のポートです。
指定ポートとルートポートの違いは何ですか?
ルートポートは最上位のBPDUを受信するポート、指定ポートは最上位のBPDUを送信するポートとなります。
バックアップルーターとは何ですか?
バックアップルータは、マスタルータがダウンしたときに新しいマスタルータとなるルータです。 実ルータのIPアドレスを仮想ルータとして使うときには、そのIPアドレスを持つルータのプライオリティが255になり自動的にマスタルータになります。
VRRPの優先順位は?
vrrp priority
大きい数字ほど優先度は高くなります。 この優先度は、Masterルータに障害が発生した場合に作動する順番に使用されます。 優先度が同じであった場合は、ADVERTISEMENTパケット内のIPアドレス(1)で、最も大きい値を通知したルータがMasterルータになります。
VRRPの確認方法は?
VRRPの状態確認 VRRPの状態確認は「show vrrp」コマンドで確認できます。 マスタールータとして動作していることが分かります。
VRRPのプリエンプトとは?
Preempt modeとは? Masterルータに障害が発生してバックアップルータに切り替わる場合や、Masterルータが復旧して、バックアップルータから切り替わる場合の動作を指定します。 vrrp priorityコマンドで設定した優先度で判断し、常に優先度の高いルータがMasterルータとなります。
デフォルトゲートウェイ ないとどうなる?
3.デフォルトゲートウェイが設定されていないとどうなるか? 当然ルーティングテーブルに記載されていないネットワークと通信できません。 外部(インターネット)と通信できなかったり、業務ドメインにアクセスできないなど実務に影響がでてきます。
デフォルトゲートウェイは必要ですか?
異なるネットワークアドレスの端末と通信を可能にする場合は、デフォルトゲートウェイの設定が必要です。 一方、同じネットワーク内でしか通信を行わない場合、デフォルトゲートウェイの設定は必要ありません。
ブロッキングポートとは何ですか?
ブロッキングポートの選出
最後まで、ルートポートにも指定ポートにも選ばれなかったポートが、ブロッキングポートとなります。 ブロッキングポートに選出されたポートはBPDUの送信を停止し、受信のみ行うようになります。 また、ブロッキングポートでは、ユーザーデータの送受信も一切行いません。
ブリッジIDとは何ですか?
ルートブリッジを決定するための値のこと。 STPが有効なスイッチごとに一意な識別番号で、ブリッジプライオリティ(2バイト)とMACアドレス(6バイト)の合計8バイトで構成される。
VRRPの設定数はいくつですか?
仮想ルーターのIPアドレスの設定
仮想ルーターのIPアドレスは、プライマリーIPアドレスと同じサブネットに設定する必要があります。 セカンダリーIPアドレスで指定したサブネットでは設定できません。 設定可能なVRRPのグループ数は、VRRPv2とVRRPv3の合計で最大256グループです。